桃原小学校学力向上対策の取り組み
１ 確かな学力の育成
(1)基礎的基本的な知識・技能の習得
�々仔盡�修の取り組み（授業改善の視点から）
前年度に引き続き国語科を中心とした、「読みの力をつめるための指導」（サブﾃｰﾏ）を設定し研修をすすめていった。
ｱ 低学年
1学年では、サンゴ礁の海の生きものたちのかかわり合いについて書かれている説明文で魚の 共生の関係について、２年生では「たんぽぽのちえ」では、時間に沿った説明を中心に取り組ん だ。1学年では、教材文のキーワードをもとに、「どんな生きものたちが、どんなかかわり合い をしているのでしょうか。」という問いかけの文から読みの視点をもたせ、説明文の全体構成も 意識させ、論理的な思考力を育てていく検証授業を行った。
イ 中学年
3学年では、「わたしと小鳥とすずと」を中心に感じたことを声に表して読む・暗唱に挑戦し、4 学年では、「白いぼうし」で段落相互の関係に気をつけて読むことで内容を把握し、読みに生か す検証授業を行った。
ｳ 高学年
５学年では、物語文「わらぐつの中の神様」を中心に主人公とそれにかかわる人々の交流を通
して人物の考え方や、生き方をとらえさせていった。その際、「〜という所から、〜は、〜な人
だと思います。」といったような型をもとに、その根拠となる表現や心情を考えさせるようにし ていった。
(2)放課後の基礎・基本
これまでの諸検査の結果より、言語・漢字力にみられるため校内漢字検定・年２回の日本漢字能力検定に取り組んでいる。当該学年の漢字だけではなく、過学年漢字についても復習していく。 計算練習については各担任で，単元・復習問題を中心に取り組んでいる。
(3)家庭学習の習慣化を図る指導
学級毎に家庭学習帳に名前をつけ、個人の目標冊数と各号のめあてを掲示する。家庭学習帳に 家庭学習の仕方や内容の指導を盛り込んだ資料を貼り付けて内容の充実を図っている。
(4) 読書の習慣化
年度初めに、各児の目標冊数を設定し読書目標を設定している。各月の図書館目標と連携させ て読書内容の充実も図るようにする。
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| （読書目標） | （ 家庭学習頑張り表） | （ 第2回漢字検定） | （3・4年校内研検証授業） |
２ 豊かな心の育成
(1)人とかかわる体験活動
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今年度はうるま市与那城小学校との交流学習を行った。朝の会から各学年・学級に入り授業に参
加した。大規模校との違いを知り、たくさんの友達ができる等、貴重な体験することができた。
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日ごろお世話になっている方々・地域の方々を学校に招いて、グランドゴルフや感謝集会を通し て交流の充実を図っている。また、事前の料理作成でも地域との方々と関わり地域の方を知る機 会にもなっている。
(2)キャリア教育の推進
�‘枯叩Δ�話大会
高学年の部では、自分のこれからの将来にむけての夢や希望などを作文にし、それを覚えて発表 した。日ごろの生活から自己を見つめ、目的意識の高揚を図る指導を行っている。
�⊃�場見学の実施
高学年では、夏休みを利用してＦＭスタジオの職場見学を行った。創立者の思いや、DJ担当の 人から直接話を聞くことで、仕事への思いややりがい等を直に感じることができた。また、生放送 に出演させてもらうことで、職場での緊張感も体験することができた。
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| お話大会 | ふれあい集会（料理づくり） |
３ 健康・体力の育成
(1)朝の活動
本校では月・金曜日の登校後は、15分間を朝の清掃活動として位置づけ、 校庭や花壇の草花の 手入れや掃除を行っている。火〜木には、一輪車・
縄跳び・持久走の15分運動を行い、運動会や 学芸会、持久走大会などで、 その成果を発揮している。
(2)好き嫌いをなくし完食指導
本校では，児童と職員が一緒に給食の時間をとっている。栄養指導を兼 ねて給食の完食を促したり、日直による「一口メモ」を発表したり「食」 にかんする関心を高める指導を行っている。
また、年1回の栄養士の指導による食事に関する授業を行って「食」 に対しての意識を高めている。
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| 朝の活動 | 完食の木 |
【基本的生活習慣の形成】
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ｱ 保護者参加の歯科指導
毎年親子歯みがき教室を開催し歯科校医や歯科衛生士の方から直接指導 を受けることによって歯の健康への関心を高める機会にしている。
日常の取り組みでは、毎月歯みがきの目標をもたせ昼食後や家庭での 歯みがき正しい歯みがき習慣の定着を図っている。
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| 歯科衛生士によるの指導 |